ミュンヘン・フロリステン日記

ドイツ・ミュンヘンの花屋で働いています。国際結婚ネタ・健康ネタなど書いていきます

ドイツ留学・はじまりときっかけ1

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どこか外国で働いてみたい・・なんとなくヨーロッパかな!(英語は全く話せないので、なんなら初めから勉強しなくちゃいけないような言語圏で・・)

始まりはそんなフンワリした希望からでした。
私がドイツ行きを目指したのは今から5年前。渡独する4年前に、ちょっとした冒険のつもりで ドイツで少し働いてみたい・・ そんな、滞在期間さえはっきりしてない夢でした。

少し働いてみたいとは言っても外人がそんなに簡単に働けるとは思っても見なかったので
とりあえず語学だけはと思い即、渋谷にある 欧日協会ドイツ語ゼミナールにて、週一回3時間 ドイツ語を習い始めました。


なぜドイツ?とよく聞かれるけど、自分でもわからないです・・ なんとなくかっこよかったからでしょうか(単純)

そのうちドイツには優れた花の学校が沢山ある事を知り、(ドイツのフラワーアレンジメント理論は日本のフラワーアレンジメント協会でも教えられているため、有名なフローリストがドイツの花の学校を卒業していることはよくある事でした)

またまたフンワリと、ドイツに行ったら学校に行ってみるのもいいなぁ・・
やっぱりドイツに行こう!とますます思うようになりました。
(結局学校には行きませんでしたが。)

ドイツではアウスビルドゥングという職人育成の教育プログラムがあり、職種や学校によって1年から3年くらい 学校と現場での仕事を繰り返して、終了して初めてその職種につけるというシステムです!
(給料もでるけど、少なすぎ〜!)


漠然と、いくらそのために必要なのか、アウスビルドゥングをしたいのかしたくないのかもボンヤリしたままに月5万から7万円ずつ貯金し(できない月もあり。笑)だいたい3年目で300万くらい貯まったところで、そろそろ どの町に住んで、どのくらいの期間 家賃・語学学校費用・食費その他もろもろを計算しよう! という段階に入りました。

今考えてみると、目標は何でも良かったのかもしれない。
貯金をし、語学学校に行っていた準備期間は 私にとって日本で毎日必死で働くエネルギーでした。

続く!